フォンテーヌ
ビューティナビFONTAINE BEAUTY NAVIGATION

VOL.12

大人女性のおしゃれに活躍。ウィッグを自然に、素敵に魅せる、ひと工夫

人は誰でも年齢を重ねることで、体型やフェイスライン、髪質が変化します。それに合わせて服装やメイク、ヘアスタイルを見直すのはごく自然なことです。
特に40代以上の女性の髪悩みについては、ウィッグの活用も視野に入ってきます。
悩みと言っても、深刻なものからちょっとしたものまで人により様々ですが、それにしても「ウィッグは少しハードルが高い」と感じる人は多いかも知れません。
そんな人にこそ、ぜひ読んでいただきたい活用のヒントをご紹介します。ウィッグを通して、ぜひ自分らしいおしゃれを楽しんでください。

目次

大人女性がウィッグを自然に装うためのポイント

おしゃれ感覚で使うウィッグと、病気や治療による脱毛に配慮した医療用ウィッグ。この二つは目的が違うため、選ぶポイントも異なってきます。もちろん同じウィッグですから重なる部分もありますが、今回の記事では、おしゃれ目的のウィッグをタイプ別にご紹介します。医療用ウィッグについては、別コンテンツで詳しく紹介しているので、こちらをご覧ください。

医療用ウィッグとは?準備するタイミングや選び方

自然に見える医療用ウィッグのつけ方・お手入れ方法

①分け目やつむじに使う部分的なタイプ

まずはウィッグビギナーにも人気の高い部分ウィッグです。分け目やつむじ、前髪などボリュームがなくて気になる部分だけをカバーしてくれるため、元のヘアスタイルとのギャップも小さく、より自然なスタイリングが楽しめます。小さいものが多いため、見た目はもちろん、本人でさえつけていることを忘れるほどのつけ心地のものもあります。

その一方で、自分の髪に合わせた時のなじみやすさなど、様々な角度からチェックして、どこから見ても自然なウィッグを最初に選んでおくことが重要になります。色はもちろん、カールやストレートなどのスタイル(髪質)や分け目・つむじの位置なども考えてウィッグを選びましょう。

部分ウィッグを選ぶポイント

  • ・自分の髪の色と合っているか
  • ・自分の髪と長さが合っているか
  • ・自分の髪のスタイル(カールやウェーブなど)と合っているか

白髪がある場合は、分け目やつむじなど根元の伸びてきた白髪をカバーするのにも部分ウィッグは活躍します。白髪を染めずに生かしながら、ふんわりとさせたい人には、白髪の部分ウィッグもあります。色合わせの際には、黒髪と白髪の比率を合わせておくとより自然に仕上がります。

白髪ブレンド比率画像

また、自分の髪が伸びてくると、購入時とはバランスが異なってくるので、定期的なメンテナンスも大切になります。ウィッグと自分の髪との境目が気になったり、ちょっとバランスがおかしいかな?と感じた時には、カチューシャやターバン、帽子などの小物を合わせることで一挙にスタイルアップできる場合もあるので、ぜひ色々と試してみましょう。

②フルウィッグの場合

フルウィッグは、頭にすっぽりとかぶるかつらのことです。ショートやロング、ボブなど、様々な髪型やカラーが用意されているので、普段とは違うイメージを演出したい時におすすめです。カットしたりカラーを変えたりする手間もなく、いつもとは違う思い切ったヘアスタイルや、自分の髪では作りにくい髪型を楽しむことができます。自分の髪をすべてネットやウィッグの下に収めてしまうため、部分ウィッグのように色や髪質のマッチングに気を使うこともありません。

また、仕事などの関係で自由に髪型や髪色を変えられない方や、フォーマルなパーティやダンスの発表会など華やかなドレスを着る機会の多い方などにも、TPOに合わせた髪型が簡単に演出できるフルウィッグは人気です。日常使いに、またはスペシャルな演出としてぜひ楽しんでみてください。

フルウィッグを選ぶポイント

・キャップサイズは合っているか(つけた時にぶかぶかしないウィッグを選ぶ)

ウィッグを付ける女性のイラスト

えり足部分や頭頂部の浮きがあると、スタイルがきれいに見えません。

・毛量が自分に合っているか(顔、体格などとバランスが取れた、ほどよい毛量感があるウィッグを選ぶ)

・つけ心地は良いか(内側の肌触りが良いウィッグを選ぶ)

ウィッグを選ぶポイント

特にえり足部分は肌にあたりやすいので、気にならないかチェックしましょう。

フルウィッグを選ぶ際、一番気になるのはスタイルやカラーという方が多いと思います。もちろん自分の好みやライフスタイルに合ったデザインを選べば、テンションも上がりますし、ウィッグの醍醐味も味わえます。
でも実は、フルウィッグはサイズ選びやサイズ合わせがとても大切なのです。ウィッグが大きいと、せっかく気に入ったスタイルを選んでも、頭が大きく見えることがあります。安定感がなく、つけ心地も良くありません。逆に小さいウィッグを長時間つけていると、頭が痛くなったりする場合もあります。ちょうど良いサイズのウィッグを選ぶことが、ウィッグを楽しむ際のこだわりポイントと覚えておいてください。

③つけ毛やエクステの場合

ウィッグの中でも、もっとも手軽に試せるのが「つけ毛」と言われるタイプです。ウィッグ専門店だけでなく通販やヘアアクセサリーショップなどで幅広く販売されており、価格も比較的リーズナブル。40代以上の大人女性の髪悩みに多い「うねり・パサつき」を解決しながら、素敵にウィッグを楽しむことができます。
「エクステ」はヘアエクステンションの略で、髪に結びつけるなどして長さやボリュームを出したり、メッシュやインナーカラーとして髪色を楽しむものです。

つけ毛やエクステを選ぶポイント

・まとめ髪をしたい時こそ「つけ毛」

・髪の長さやボリュームを足したい時には「エクステ」

まとめ髪をしたいけれど、少し長さが足りない、お団子のボリュームが足りない・・・。つけ毛がもっとも活躍するのは、そんな時です。結びっぱなしで見映えの良くないシニヨンにかぶせたり、巻きつけたり、つけ毛のタイプも色々なので、お好きなものをさがしてみましょう。特にフォーマルな装いやお着物を楽しむ時は、いつものナチュラルヘアでは少し寂しく感じることもあります。そんな時こそ、つけ毛を活用すれば時短にもなり、華やかなアップヘアに仕上げることができます。

エクステのタイプ別画像

また、つけ毛とヘアアクセサリーはとても相性が良いので、つけ毛に合わせてヘアアクセサリーを使用するのもおすすめです。つけ毛の種類によっては、自髪とつけ毛の色や光沢感が上手くなじまないこともありますが、ヘアアクセサリーをプラスすることで違和感が解消する場合もあります。スタイルに合わせて、ヘアアクセサリーと一緒につけ毛を楽しんでみてはいかがでしょうか。

自然なウィッグではなく素敵なウィッグ ~新しいヘアアレンジとしてのウィッグ~

ウィッグは髪悩みの解消というネガティブなアイテムに捉えられがちですが、実は、やってみたかった髪型や色などにチャレンジできる大変ポジティブなアイテムでもあります。また、試すことで、新たな自分を見つけられることもウィッグの醍醐味です。新しいヘアアレンジの方法として、ウィッグを楽しんでみてはいかがでしょう。以下の項では、ウィッグを使ったヘアアレンジの方法について紹介します。

①前髪ウィッグや部分ウィッグを使ってアレンジする

前髪は、人の顔の印象を大きく左右します。ウィッグを使って新しい髪型にチャレンジする時は、まず前髪から試してみましょう。
例えば、いつもより前髪に厚みや流れを持たせたりすると、マンネリの打破に効果的です。ただ、実際にどのようにアレンジをすれば良いのかわからない方は、分け目を7:3にするのがおすすめです。「黒目の外側」の真上で前髪を分けるとバランスの良い7:3になります。

7:3の前髪イラスト

7:3分け以外の前髪アレンジ方法

・ポンパドール:普段前髪を前に流している方におすすめ。自分の視界が広がり、見る人におしゃれな印象を与えます。

ポンパドール

・ふんわり柔らかな斜め前髪:マジックカーラーを使うと簡単に作れ、物腰柔らかな印象を与えます。

ふんわりななめの前髪 ふんわりななめの前髪イラスト

・シースルーバング:透け感のある前髪で、ストレートやワンカールなど様々な種類があります。ワックスを使うと作りやすいですよ。

シースルー前髪 シースルー前髪のイラスト

・オン眉の短め前髪:眉の上で前髪を短く切って流すアレンジで、前髪に毛束感を持たせて動きを作れます。

オン眉の短め前髪 オン眉毛イラスト

②フルウィッグを利用してヘアスタイルを楽しむ

フルウィッグは、頭全体にかぶるという特性を活かした楽しみ方ができます。例えば髪が短い方がロングヘアを楽しむ、逆に髪が長い方がショートヘアを楽しむといった具合です。また、髪の長さだけでなく、華やかなカールスタイルやメッシュカラーなど、様々なスタイルや色も楽しめます。フルウィッグであれば、美容室に行かなくても自宅で簡単にヘアスタイルを変えられる魅力があります。

フルウィッグをリユース!よみがえらせるヒント

買った時は良かったのに、いつの間にか使わなくなってしまったウィッグ・・・。クローゼットの中に眠ってはいませんか?しまい込んでスタイルが崩れてしまったウィッグをよみがえらせるには、思いきってプロの技術を頼ってみるのがおすすめです。ウィッグのクリーニングやスタイルのリフレッシュをウィッグ専門店に依頼してみましょう。他社製品であったり、ネットのほつれや抜けてしまった毛の増毛などの修理も可能な場合があります。持ち込む際は、見積もりが無料かどうかを事前に確認しておくと安心です。

人工毛の場合はヘアカラーができなかったり、ヘアアイロンが使えなかったりなど、ものによって不可能なアレンジもあるので、素人判断でむやみに試すのはおすすめできません。ウィッグ専用のスタイリング剤やケア用品も専門店では扱っているので、気になることは聞いてみましょう。素敵なアレンジのヒントが見つかるかもしれません。

広告イメージ

③つけ毛でお出かけヘアを楽しむ

つけ毛は普段の髪にはもちろん、お出かけ支度の際の時短ヘアとして活躍してくれます。さっとまとめた自髪にかぶせたり、巻きつけるだけで、大人のまとめ髪のおしゃれの幅を広げることができます。

つけ毛(エクステ)のお出かけヘア

・一つ結びをアップデート:まとめた自髪の上に、つけ毛をかぶせて艶やかなポニーテールスタイルに

ポニーテールイラスト

・簡単シニヨンアレンジ:まとめた自髪の上に、つけ毛をかぶせてボリューム感のあるまとめ髪に

シニヨンアレンジイラスト

・カジュアル夜会巻き:自髪を夜会巻きにした後、トップにシニヨンタイプのつけ毛をつけてパリのおしゃれマダムのように

カジュアル夜会巻きイラスト

もっと気軽にウィッグを楽しもう

自分に似合うウィッグが見つかれば、気持ちも晴れやかになるでしょう。ただ、自分に合ったウィッグを、自分だけでさがすのは大変です。やはり店舗で専門スタッフのアドバイスを受けながら選ぶのが安心です。

自分に合うウィッグを見つける近道は、客観的なアドバイスをもらうこと

ウィッグをつけた時、自分が見て自然に感じるかという点も大切ですが、客観的に見て不自然でないかを確認することも重要です。
また、フルウィッグにしろ部分ウィッグにしろ、自分に合ったサイズ感や「どのような状態なら大丈夫なのか?」といった判断基準も、ウィッグがはじめての方にはわからないことも多いでしょう。このような不安を解消するために、ウィッグショップには専門のスタッフがいます。
フィット感を高めるためにサイズを測って調整するのはもちろん、好みのヘアスタイルにカットしてもらうなどの微調整が、お気に入りの自然なウィッグを手に入れるのに欠かせません。長く使い続けるものだから、上手なつけ方やスタイリング方法、お手入れの仕方を聞いたり、アフターケアも依頼できます。
気になる方は、まず店舗で試着や相談してみてはいかがでしょうか。

「フォンテーヌ」は全国約180店舗。
専門アドバイザーがあなたの希望に合わせてご提案します。【予約不要】

アデランスが展開する女性専用のウィッグブランド「フォンテーヌ」では、自然な髪と同じ艶感を出しつつ、髪が乱れにくくキープ力が高い髪質を主に使っています。そのため、スタイリングもしやすくお手入れが簡単です。ご自身に似合うウィッグをさがすなら、やはり実物を一度は試してみたいですよね。フォンテーヌなら、全国に約180店舗もありますので、お近くのお店でいつでも無料でウィッグをご試着いただけます。

フォンテーヌ 店舗
フォンテーヌ 店舗
フォンテーヌ 店舗

店舗で選べば、実物を見て触れて試着もできます。【無料】

フォンテーヌでは様々な種類を揃えており、あなたの自髪に合った色・スタイル・髪質のウィッグを、経験豊富な専門スタッフがご提案します。さらに店舗で選ぶと、購入時に以下のようなウィッグの調整ができます。

●髪の長さが調整できる(自髪と自然になじむようにカットします)

●カールが調整できる(より美しく見せる髪型にデザインします)

●分け目を調整できる(自然に見えるようにつむじの分け目を固定します)

●毛量が調整できる(より似合うようにボリュームを修正します)

●ピッタリフィットするつけ方が調整できる(つけやすいようストッパーの位置を整えます)

※スタイルによってはご希望に添えない場合もあります。

フォンテーヌ ビューティナビ一覧

こちらもおすすめRECOMMEND