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VOL.05

自然に見える医療用ウィッグのつけ方・お手入れ方法

医療用ウィッグは必要になって急いで購入される方も多いため、買った時には気づかなかったけれど、実際に使い始めて気づくことがあるでしょう。「もっと○○だと良かった」「○○の重要性が分かった」など、医療用ウィッグを使い始めてから気づく「困った」に対して、役立つ情報をご紹介します。予め分かっていれば安心し、使い始めてからでも、つけ方やメンテナンスに気を配るだけで、快適さがアップする場合もあります。
これから医療用ウィッグを購入される方は、VOL.4「医療用ウィッグとは?準備するタイミングや選び方はどうする?」の記事も合わせてご覧ください。

目次

購入時には気づきにくい、快適と安心のポイント

医療用に限らず、初めてウィッグを購入される方が気づきにくいポイントがあります。特に抗がん剤治療などでウィッグを必要とされる方は、治療開始前にウィッグを購入するケースが多く、実際に使うシーンをイメージできる方は少ないでしょう。抗がん剤治療では、脱毛する前と脱毛している時、また治療が終わって発毛してくる時と、段階に応じてご自身の髪の量が変化してゆき、その結果ウィッグの見た目やつけ心地も変わることが良くあります。その時ポイントとなるのがウィッグの毛量とサイズ感です。自然に見えて、快適・安心に過ごすためのコツをご紹介します。

変化する毛量とサイズ感に対応する

毛量に関しては、購入時に顔の雰囲気に合ったバランスに調整してもらうことが大切ですが、購入後は脱毛・発毛による変化に対応して、スタイルや毛量のバランスチェックをしてゆくことが大切になります。その際にスタイリングで自然に見せたり、ふんわりとしたボリュームを出したりといった、ちょっとしたテクニックをお店の人などに相談するのもおすすめです。

つけ心地で特に大切なのはフィット感です。フィット感を保つには、購入後のメンテナンスが重要になります。脱毛前にピッタリだったものも脱毛後には緩くなるなど、フィット感が変化するためです。脱毛をした状態では、ウィッグについているストッパーやヘアピンで留めることができないため、「ウィッグが取れてしまうのでは・・」という不安を感じる方もいらっしゃいます。
また、抗がん剤治療の終了後にもフィット感は変化します。発毛が始まったけれど十分に生え揃わない・・という状態が、個人差はありますが、暫く続くことがあります。発毛量が増えてくるにつれて、ウィッグがきつく感じられることもあるでしょう。
基本的に医療用ウィッグは購入後もサイズ調整ができるので、毛量やフィット感の変化に対応できます。少しでも気になった時は、ぜひお近くの店舗で相談をしてみてください。

「フォンテーヌ」は全国約180店舗。
専門アドバイザーがあなたの希望に合わせてご提案します。【予約不要】

アデランスが展開する女性専用のウィッグブランド「フォンテーヌ」では、自然な髪と同じ艶感を出しつつ、髪が乱れにくくキープ力が高い髪質を主に使っています。そのため、スタイリングもしやすくお手入れが簡単です。自分に似合うウィッグをさがすなら、やはり実物を一度は試してみたいですよね。フォンテーヌなら、全国に約180店舗もありますので、お近くのお店でいつでも無料でウィッグをご試着いただけます。

フォンテーヌ 店舗
フォンテーヌ 店舗
フォンテーヌ 店舗

店舗で選べば、実物を見て触れて試着もできます。【無料】

フォンテーヌでは様々な種類を揃えており、あなたの自髪に合った色・スタイル・髪質のウィッグを、経験豊富な専門スタッフがご提案します。さらに店舗で選ぶと、購入時に以下のようなウィッグの調整ができます。

●髪の長さが調整できる(自髪と自然になじむようにカットします)

●カールが調整できる(より美しく見せる髪型にデザインします)

●分け目を調整できる(自然に見えるようにつむじの分け目を固定します)

●毛量が調整できる(より似合うようにボリュームを修正します)

※スタイルによってはご希望に添えない場合もあります。

専用グッズを上手に活用する

医療用ウィッグはウィッグ本体だけでなく、専用に開発された関連品を上手に活用することで、より快適に使用することができます。ここではアンダーキャップとケア用のミストなどをご紹介します。

医療用アンダーキャップの役割

  1. 汗を吸い取る
  2. 敏感になった頭皮への刺激を軽減
  3. ずれを軽減

アンダーキャップとはウィッグ本体の下につけるキャップ(ネット)のことで、直接地肌に触れるため非常に大切なものです。上記のような機能を果たすための素材や形態が開発されており、長い髪をまとめるファッションウィッグ用のネットとは全く異なりますので、必ず医療用のキャップを選びましょう。
頭の大きさに合わせてサイズ調整ができる「アジャスターベルト付」もおすすめです。また、夏場やホットフラッシュの発汗に対応した吸汗速乾素材や、コットンの肌触りがお好きな方のための綿100%素材のものなどもありますので、ご自身に合ったタイプをさがしてみましょう。税込1,500~税込2,000円程度で購入できます。

WIGメッシュアンダーキャップ

WIGメッシュアンダーキャップ

※上記リンクより購入できます。フォンテーヌの各店舗でもお取り扱いがあります。

あると便利な消臭や静電気対策のグッズ

ウィッグやアンダーキャップはご自宅で洗うことは可能ですが、時には洗えず臭いが気になる場合も出てきます。そんな時の緊急対応として、簡単に使える専用の消臭剤があると安心です。
また、ウィッグは繊維製品ですので、長く使うことでパサつきやウィッグ特有のピリング(静電気による縮れ)が出てくる場合があります。ウィッグの大敵である静電気は、毛材同士の摩擦や空気の乾燥によって起こります。静電気を帯びたままのウィッグを使用すると、品質が劣化して思い通りのスタイルにならなくなります。毛材同士が絡みやすくなり、更なる傷みにもつながります。ウィッグのスタイルをキープして長く美しく保つためのミスト等もありますので、日々の生活にうまく取り入れて快適に過ごす工夫をしてみてください。

  • AD&FWIGデオドラントミスト

    AD&FWIGデオドラントミスト
  • AD&FWIGケアミスト

    AD&FWIGケアミスト

※上記リンクより購入できます。フォンテーヌの各店舗でもお取り扱いがあります。

自然に見えるつけ方のコツ

かぶる位置は購入時の位置に合わせる

ウィッグを使い始めて間もない方の中には、ウィッグがはずれてしまうのではないか・・という不安からつい前に引っ張り、後ろが足りなくなってしまっている方が見受けられます。お店でウィッグを購入した場合は、正しい位置につける想定でスタイリングされているため、前にずらしてしまうとおでこが狭くなり、後ろの毛が浮いてバランスの悪いスタイルになってしまいます。ご自身のかぶり方を今一度チェックしてみてください。

スタイルチェックの盲点、耳前の浮きを押さえる

多くのウィッグは両耳前の部分に小さなプレートが入っています。プレートは曲がるようになっているため、外側に反っているとモミアゲが浮いて見えてしまいます。プレートは顔の丸みに沿って押さえる、このポイントもぜひ覚えておきましょう。

鏡前で全方向をチェックする

スタイリングの最後に手ぐしやブラシでウィッグを整えます。その時は三面鏡や合わせ鏡を使って、前からだけでなく横や後ろのスタイルもチェックするようにしましょう。

医療用ウィッグ こんな時どうする?

医療用ウィッグは、治療と並行して使うものです。また、治療が終わって元の髪に戻るまでは、日常的に使う機会もあるでしょう。予想外の事態になった時に、他の人はどう対処したのでしょうか。ここでは実際に使われた方の体験談から、特に良くある事例とその対処方法をご紹介します。

病院で検査や診察を受ける場合

検査や診察を受ける際に、ウィッグをつけたままで良いかはずしたほうが良いか、迷われる方も多いと思いますが、基本は担当医や看護師、検査技師の方に相談することをおすすめします。ウィッグ着用の患者さんの検査に慣れていて、適切なアドバイスをもらえたり、病院によって決まりがある場合もあります。事前に確認しておけば必要な準備もできそうです。

ベッドに横たわる触診検査

ウィッグを着用したままの検査で、ベッドに横たわった時の髪の乱れが気になる時は、ウィッグの上にニット帽やコットン帽子などをかぶる方が多いようです。

MRIやレントゲン検査

MRIやレントゲン検査を受ける際、身につけている金属ははずすようにと言われることがあります。ウィッグは留め具のストッパーや耳前部分のプレートなど小さな金属が使われている場合が多いので、検査前に病院のスタッフに確認をしておくと安心です。頭部以外のレントゲンの場合は、はずさなくても良い場合が多いようですが、病院によって対応は様々ですので、念のために確認をしたほうが良さそうです。
ウィッグをはずさなければならない場合、はずすことに不安がある場合は、ニット帽などを持参することをおすすめします。検査室に入る前に個室でウィッグをはずしてニット帽に替えたので、安心して検査を受けることができたという方がいらっしゃいました。

  • レントゲンを受けるイラスト

外出する場合

風が強い日

ウィッグを着用していると、風が気になる時があります。ウィッグのストッパーやヘアピンなどでご自身の髪とウィッグを留められない場合は、ウィッグの下にアンダーキャップをつけてそれをピンで留める方が多いようです。伸縮性に優れた医療用のアンダーキャップなら、フィット感があるので安心です。また、ウィッグの上にヘアバンドを着用して、突風に備える方もいらっしゃいます。

汗をかいた時

暑い夏には蒸れることもあり、更年期や治療の副作用による、ほてりやのぼせの症状「ホットフラッシュ」が起こることもあります。脱毛時は汗を止めてくれる毛髪が無いことで、通常より汗の流れが気になることも多いようです。そのような時に備えて、吸汗性に優れたアンダーキャップの替えを持ち歩く方がいらっしゃいます。外出中に汗で不快になったらトイレなどの個室に入ってウィッグを脱ぎ、頭をタオルやハンカチで拭いて、アンダーキャップを替えるそうです。頭も気分もサッパリしてお出かけが快適になります。

飛行機に乗る時

旅行などで飛行機を使う場合、空港で保安検査があります。その際に金属を探知するゲートを通りますが、ウィッグのストッパーや耳前部分のプレートなどの金属部材が「もしかしたら探知されるのでは…」と心配になるかもしれません。でも、どうやら探知機は小さな金属にはほとんど反応しないようです。但し、空港や時勢の影響で変わる場合もありますから、気になる方は、係員に「ウィッグを使っています」とひと声かける方もいるそうです。
尚、ストッパーは金属製のものが多いですが、プラスチック製のストッパーもあります。フォンテーヌでは、有料になりますが(税込2,750円)プラスチック製のストッパーに交換もできます。

金属探知機を受けるフラットデザイン

機内で過ごす時には、ウィッグを使っても問題はありません。但し長時間のフライトの場合はウィッグ内が汗ばむこともありますので、替用のアンダーキャップを用意し、汗が気になるタイミングでトイレなどの個室で取り替えるという方もいらっしゃいます。

旅先で温泉に入る時

ウィッグをつけたまま温泉に入りたい場合は、人それぞれに工夫をされているようです。ウィッグにふんわりとタオルでターバンのように巻き付けて入浴される方もいれば、入浴用に濡らしても良い別のウィッグを持っていく方もいらっしゃいます。
ウィッグの素材によっては、熱に弱くスタイルが崩れやすいなど入浴は避けたほうが良いものもありますので、自分のウィッグはどのタイプか、購入時に確認をしておくと安心です。

その他のSOS

人毛ウィッグはシャンプーで絡みやすいので注意

人毛100%のウィッグ、特にロングヘアのウィッグの場合は、特にシャンプー方法に注意が必要です。押し洗いやもみ洗いは絡みの原因となりますので、必ず毛先から優しく梳かし洗いをしてください。絡み具合によっては、最悪使えなくなる場合があります。

その他にも、ウィッグを使っているうち「こんな時はどうすれば良いの?」と知りたくなる対処法も出てくるでしょう。そのような時、適切なアドバイスが聞ける専門スタッフがそばにいると心強いですよね。

ご購入後も安心のサポートシステム
フォンテーヌでは店舗に来ていただければ、ウィッグ選びだけでなく、より美しく見えるウィッグのつけ方のコツ、お手入れ方法もアドバイスいたします。お買い上げ後、時間が経つと自髪の状態が変化しますので、ウィッグをつけた仕上がりの印象も変わってしまうことがあります。そのような場合は、ご来店いただければ髪の長さや量などをチェックして、ご自身の髪とのバランスを見ながら再調整いたします。お買い上げから2ヶ月間、ご納得いただくまで何度でも無料でご利用いただけます。

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